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走行距離は思い出の量でもある。

買取をしていれば、色んな場面に出会す事があります。

まだ買取をして直ぐの頃、こんな事が有りました。

いつものように依頼を受け個人宅に伺いホンダの400xと言うバイクを買取りました。

距離こそ物凄く乗られていたのですが、ピカピカに磨き込んで有りました✨️

立ち会いは息子さんで聞くところによると、どうやら免許証を返納するとの事で手放す事にしたそうです(T_T)

査定中にこのバイクで色んな所に親子で行ったんだと思い出を話されていました。

そしてご挨拶を済ませ数キロ走った頃ふと後ろを見るとバイクが1台付いて来ていて、取り敢えず気のせいだと思いながら近くのコンビニに入ると、先程のバイクが私の車の所に降りてきて、何か喋りながら近づいて来ました🏍️

窓を開けてみると、◯◯です!とそのライダーは言いました。

?何か聞いたぞ!

今買取したバイクの所有者と同じ苗字?

聞くと彼は所有者のお孫さんでたまたま私のトラックに積んであるのを見かけたのでと言っていました。

私はそれなら記念に一緒に写真撮りましょうか?と言いました📷️

何とも言えないぐらい喜んでくれました。

それからと言うもの希望された方にはバイクと最後に記念撮影させて頂いています。

※もちろんブログ等には掲載いたしません。

原付であれ大型であれ各バイクにはそれぞれの思い出が有り、走行距離はこの思い出が刻まれた証拠でもあります。

人にお譲りする際は出来るだけ少ない方が良いわけですが、その日からというものエンジンに異音も無く綺麗な多走行車を見ると、大事にされてたんだなぁ🎵

そう思いながら自分はその大事な車両の最後に依頼して頂ける事を有り難くそしてこの仕事を誇りに思っています。

査定の際、そのバイクに思い出が沢山あられましたら、ぜひお聞かせ下さい😌

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