原付バイクを買取や無料引き取りしている中で、事故や転倒で新しいバイクに乗り換えるお客様は少なく有りません。
中でもここ数年で数こそ少ないが、後輪ロックによる転倒が起こっています。私が見た車種は、ホンダTACT、ヤマハ製のVINOです。
これらは走行中いきなり後輪がロックして転倒してしまうのでライダーは防ぎようの無い転倒になります。
ですが私がその様なバイクを引き上げ、後輪を外し状態を見ると、完全にギア⚙️が焼き付いているパターン。ベアリングが砕けてギアに食い付いて回らなくなるパターンです。
これらに共通するのはバイク後方を見ると油が抜けて真っ黒になっています。
当然油が抜けている為、ロックに至る前に押し引きの際、異音はしていたと考えますが、一般のライダーにとっては毎日の事なので徐々に起こる変化は分かりにくくて当然です。
確かに今の原付は改良を重ね素晴らしい成長を遂げていますが、何よりも何処の部分もオイルがキレてはどうしようも有りません。
販売店様に至ってもエアクリーナーBOX後方ギア周り、サスペンションに黒くオイル汚れが多い場合は疑って頂きたいものです。
この事からリスクの多い過走行車、古い年式の原付には特に注意⚠️して頂きたいですし、2万キロを超えたような中古車が今は無いからと言って、安い値段で世に出回ることすら本当は異常であり得ない事なんです。
下取バイクを中古車に仕上げるまでに販売店は相当お金を掛けて部品交換し、それでもリスクを背負う訳なので高くなるのは当然なのです。
安いからといって安易にネットで見つけたとそのまま乗られるのは自殺行為でしかなく、事故で失うものを考えれば言わずとも分かって頂ける筈です。
バイクはお金で買えますが皆様の大事な体はお金では買えませんので。
もしネット等で買われたり譲って貰った場合はまず販売店にチェックして貰ってください。
メーカーにはこの後輪ロックだけでなく、今の現状を早く新基準で解消して頂きたいです。
日頃通勤、通学でバイクを使われてる全てのライダーにとって良いバイクライフと成りますように🎵
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